白亜前期に生息した恐竜の中に、「ちっちゃいドロボウ」ことミクロラプトル(micro raptor)という恐竜がいます。
恐竜の中には羽毛恐竜と言う、体に鳥のような羽毛を持つ種類のものがいるのですが、この羽毛恐竜の中には翼を得て飛行能力や滑空能力を得たものもいるといわれています。
ミクロラプトルもそんな翼を得た羽毛恐竜の仲間なのですが、この恐竜の特徴的な所は、翼が前足と後足に付いており、計四枚の翼をもっていたということです。
(※上記の戦闘機は大きさ比較ではありません。あしからず。)
そんな四枚の翼をもっていたミクロラプたんですが、今までは前足と後足を前後に大きく広げて、ガニ股のような格好で空を飛んでいる(滑空している)と考えられていました。(↑こんなん)
飛行機で行ったら単葉機スタイルですね。前足の翼が主翼、後足の翼が平行尾翼といった感じでしょうか。
しかし最近の研究では、「ミクロラプトルにこんなガニ股の姿勢はどうも無理っぽいぞ?」と言われているそうです!
そのため最近では、前足と後足を前後ではなく、上下に平行に重ねて空を飛んでいたのではないかという説が有力になってきています!
つまりこういうことだってばよ!